大井川鉄道の旅(6)

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井川→奥泉→寸又峡

 井川から千頭行きの列車に乗って、来た道を引き返す。轟音をたてて渡る関の沢鉄橋からの眺めは、2度目とは言え、恐怖無しでは見ることができない。接岨峡温泉に停車。日帰り温泉もあるので立ち寄りたいところだが、時間が無いので諦める。再びレインボーブリッジを渡る。ここから眺める景色も人造であるが、そのゆったりとした川の流れに、誰もが安らぎを感じるだろう。
 長島ダムに到着。またもアプト式機関車がやって来て、列車の先頭に連結される。今度は列車が速く滑り過ぎないようにしっかりと支えながら、アプト市代までゆっくり坂道を下りて行く。アプト市代を出ると、やがて左手に赤い泉大橋が見える。そしてまもなく、奥泉に到着。

 奥泉で列車を降り、寸又峡行きのバスに乗る。バスは細く険しい坂道を登って行く。アプト市代駅がはるか下に見えるようになった。狭い道ゆえ、対向車が来ると一苦労である。峠の頂上まで登りきると、今度は一気に坂を下る。「山越え」という言葉が本当にぴったり来る。坂を下り、さらにトンネルを抜けると、ようやく寸又峡温泉だ。
 温泉街の中心部でバスを降り、ホテルに到着。部屋に荷物を置いて、とりあえず散歩に出る。だが、この山の中の小さな温泉郷は、端から端まで歩くのに10分もかからないのであった・・・。部屋に戻って、何気なく携帯電話のスイッチを入れた。するとアンテナの表示が3本立っていた・・・。都会との距離は意外と近いようだ。
 温泉は、草津などのようにきつい硫黄泉ではないが、ほのかに硫黄の匂いがするし、少しヌルヌルしている。鉄道三昧の一日を温泉で終えることができるのは、旅として本当に素晴らしい。

続く
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井川~寸又峡


接岨峡温泉


奥泉


奥泉~寸又峡

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