沖縄旅行-日本最南端・最西端の駅と美ら海を訪ねて(7)

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3日目

首里城

 朝、ホテルを出て美栄橋から「ゆいレール」に乗る。向かうのは「ゆいレール」の北の終点、首里である。牧志を出ると「V」の字にカーブし、国道に沿って北上する。モノレールだから可能な芸当だ。休日の朝だからか、車内はガラガラだ。列車は古島で国道から南東へ折れる。やがて、南側の丘の上に赤い建物が見える。これが首里城である。まもなく首里に到着。
 首里駅から15分ほど歩いて守礼門に到着。ここから坂道を上り、いくつもをくぐって城の奥へと向かう。途中で振り返ると、彼方に東シナ海が見える。大陸との交易で栄えた琉球王朝の人達は、日々この景色を見ながら何を思ったのだろう?
 奉神門をくぐると、そこには「御庭」と呼ばれる広場がある。御庭の正面には正殿がある。ここは国王が政務や儀式を行った、首里城の中心である。正殿の内部に入る。そこには豪華な国王の玉座が据えられている。国王はそこに座って、御庭に居並ぶ家臣達を謁見したのだ。私は、北京の故宮で見た巨大な広場を思い出した。この城は建物の形だけではなく、構造も中国式なのである。
 中国式なのは城だけではない。琉球王は、代々中国の王朝に名目上は冊封されていたのである。だからここに立っていると、東京を中心とした「日本」という国が違う形で見えてくるような気がするのだ。
 城の北側にある首里城公園へ行く。深い緑に囲まれた池の風景は普段良く見るなじみ深いもので、ここが遠く離れた南の島であることを忘れてしまいそうだ。
 再び守礼門を抜けて城の西側にある玉陵へ行く。ここは王家代々の墓所である。沖縄では一族の遺骨を一括してドーム状の墓(亀甲墓)に埋葬することが多いそうだが、これはその特大版である。場所が場所だけに見物客も少ない。墓の主達にはその方がありがたいであろう。

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続く
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美栄橋~首里


首里城

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